パリにいた1981年より紙、布を使った作品を公募展に出品し始め、その布と木、アクリル絵の具を使った作品がフランス文化庁の買い上げとなっています。1977年4月にパリに渡り間もなく国立美大に入学、同時にプティパレで1年間レンブラントの模写をしていました。
フランスのパリにいた頃は、野外に自然木を使った立体作品の展示を市や町企画の作品展に多数出品しておりました。1986年に文化庁のアトリエに入居、フランスでの活動を本格化しました。1991年ころより市企画の個展も始め、色を制限し墨を使った作風に移っていきました。
ギャラリー・ギクレッテ画廊と仕事を始め、個展・グループ展など企画で行なっていました。ギャラリー・ギクレッテ閉鎖により拠点を那珂川市に移し、ジュニア絵画教室・大人の絵画教室を創設して現在に至っています。
那珂川市(旧町)の南面利に2003年の春、アトリエ ジョーンヌを建てました。当時はパリ- 福岡を行き来し、個展・グループ展を行なっておりました。このころより平面の色を使った作品に移行していきました。
作風は、このころより白を多く使った作品に変化していきました。また、出身が仙台市ということもあり東日本大震災の犠牲となった人々の苦悩、喪失感、葛藤、再生へのエネルギーの表現へと移っていき、僕の絵画制作の起点で在り続けることと思います。
パリ歴25年の画家が教える絵画教室
生徒に寄り添い、良さを伸ばすのがモットー。